昭和62年築(5年前にリフォーム)、木造2階建、40坪、夫婦2人
リフォームの目的は冬寒く(暖房が利きにくい)、結露が多く、夏暑い、バリアフリー(居間は廊下より30cm下がり、浴室も20cm下がり段差解消)、光熱費の削減(オール電化・太陽光)、キッチンワークでの疎外感の解消、多くの目的を掲げ工期1ヶ月間の予定でスタートいたしました。
内部リフォーム先ずは浴室解体、いきなり柱・筋交いは腐朽、ビックリ、補強後暖房乾燥機付システムバスに設置。冬場は入浴前から暖房すると快適です。
洗面化粧台は掃除のし易さからボール一体成型、脱衣室の要素も兼ねトールボックスを設け収納量を確保。
1階トイレはタンク式排水12Lからタンクレス排水5L・手摺、2階タンク式排水6Lに交換(今は超節水タイプがあります)。
居間12帖は既存の床組みを撤去・廊下のレベルまで30cmUP、電気式床暖房敷設後フローリング仕上げ、居間内の階段脇吹抜け天井は青空をイメージ(スカイブルー)の天井に、シーリングファン(冷暖房効果対策)を設けました。
食堂は既存の台所は北側にI型キッチン、食堂とはハッチによって間仕切りされており疎外感あり、今回はハッチを撤去しオープン型キッチン(吊戸棚無)をDKのセンターに設け食堂~南側庭との一体性と明るさを確保。
台所収納は既存キッチン跡に270cmカップボード(大収納)、周辺全ての壁はキッチンパネル張りとし掃除しやすさに配慮。
既存フローリングの上に電気式床暖房を敷設後フローリング重ね張り、居間・食堂間はスクリーンパーテション(上吊タイプ)で間仕切り冷暖房効果を期待。
一部壁面にはカウンター式収納(既存ハッチを加工)を設けTV等のケーブルは収納裏に配線。
外部・共通リフォームとしてオール電化工事は光熱費の削減、IHヒーターは夏場の調理対策(ガス比:熱くない)と火災危機対策。
1階・2階一部窓ガラスの交換(単板ガラスを遮熱PGガラス)は遮熱・断熱・結露・防音対策。屋根はシリコン遮熱塗料、外壁はJAXAロケット開発から生まれた遮熱断熱塗料「ガイナ」を塗装、室内環境及び快適性を期待。
リフォーム後は断熱・遮熱処理は冷暖房の効きめは非常に良く、エコキュート・節水トイレの効果により水道光熱費(リフォーム前比104,832円減/年)それなりの削減は出来たかと思います。又なにより窓ガラスの交換とオール電化により結露が全くないのが一番うれしいです。居間・浴室のバリアフリー化は老後には安心です。オープンタイプの対面キッチンは庭が望め解放感があり、又不意のお客様や冷暖房効果には居間・食堂間のスクリーンパーテションは最高、一番のお気に入りです。残念ながらソーラーは予算の関係で中止となりました。
ぜひ一度モデルハウスをご覧ください。皆さまのリフォームに少しでもお役に立てればとおもいます。